Repun-sir礼文島 山本商店の利尻昆布
山本商店とは?
群生する昆布の中で、
特に育成状態のよいものを選び、
鎌で切り出す、二年物。
礼文の昆布は「島物」と呼ばれる逸品。
特に育成状態のよいものを選び、
鎌で切り出す、二年物。
礼文の昆布は「島物」と呼ばれる逸品。
出汁に最適な二年物の昆布のみを、一本一本厳選。礼文の太陽を身いっぱいに浴びた、こだわりの昆布です。鍋、麺のだしに、そして、おすましに。
天然利尻昆布礼文島香深産
完全天日干し/鎌刈り 30g / 50g / 100gパック
直射日光、高温多湿を避け保存してください。
礼文島の短い夏、
海と人の手で
つくられる昆布
海と人の手で
つくられる昆布
稚内市の西方六十キロメートルの海上に位置する礼文島は、日本最北の離島として知られます。
宗谷岬からオホーツク紋別まで道北地方の広いエリアで収穫される利尻昆布の中でも、離島産の昆布は「島物」といわれる一級品。
漁期と漁獲量が限られるために非常に貴重なものとされます。
約1カ月半の夏の間に、昆布漁に出られるのは、わずか10日ほど。
宗谷岬からオホーツク紋別まで道北地方の広いエリアで収穫される利尻昆布の中でも、離島産の昆布は「島物」といわれる一級品。
漁期と漁獲量が限られるために非常に貴重なものとされます。
約1カ月半の夏の間に、昆布漁に出られるのは、わずか10日ほど。
昆布漁は早朝5時から。
約3時間の漁で2~3段(30~45キロ)ほど収穫した利尻昆布は、太陽の下で一気に乾かします。
山本商店の利尻昆布は、約8時間の天日干しを経て出荷へ。
機械を使った乾燥は行いません。
一本一本。家族みんなで。
お日さまと人の手による、丁寧な昆布づくりを心がけています。
約3時間の漁で2~3段(30~45キロ)ほど収穫した利尻昆布は、太陽の下で一気に乾かします。
山本商店の利尻昆布は、約8時間の天日干しを経て出荷へ。
機械を使った乾燥は行いません。
一本一本。家族みんなで。
お日さまと人の手による、丁寧な昆布づくりを心がけています。
稚内生まれ。音威子府高校卒。
昆布漁の他、木工、野生動物、バックカントリースキーをはじめとしたアウトドアスポーツにも深い造詣を持つ。鎌を使った利尻昆布漁にこだわりあり。
昆布漁の他、木工、野生動物、バックカントリースキーをはじめとしたアウトドアスポーツにも深い造詣を持つ。鎌を使った利尻昆布漁にこだわりあり。
礼文島は、北東アジアをルーツとする、狩猟民族の文化「オホーツク文化」を色濃く残す地方です。
クジラやトド、アザラシなどの海洋生物を狩り、暮らした「オホーツク人」の後、この地にはアイヌが入植。 彼らはこの島を「レプン・シリ=沖の島」と呼びました。日本最北の島・礼文には、本土とは異なる二つの文化が息づいています。
クジラやトド、アザラシなどの海洋生物を狩り、暮らした「オホーツク人」の後、この地にはアイヌが入植。 彼らはこの島を「レプン・シリ=沖の島」と呼びました。日本最北の島・礼文には、本土とは異なる二つの文化が息づいています。
KAFUKA
カフカ
利尻昆布、香深ブランド
礼文島の利尻昆布は、島北部の船泊産と島南部の香深産に分けられます。
山本文平が漁場とするのは香深(かふか)の海。香深はアイヌ語の「カプ・カイ/波が砕ける」が語源ともされる、波の強いエリアです。昆布は、この波に揉まれながら根を強く張り、身を厚く、大きく成長します。
山本文平が漁場とするのは香深(かふか)の海。香深はアイヌ語の「カプ・カイ/波が砕ける」が語源ともされる、波の強いエリアです。昆布は、この波に揉まれながら根を強く張り、身を厚く、大きく成長します。
礼文島南部の西海岸は断崖絶壁が続き、民家はわずかです。排水など人の生活の影響をほとんど受けることなく、自然が無垢の状態のまま残されている島西部で育った利尻昆布は、まさに一級品なのです。
北海道本島で収穫される「地方(じかた)」に対し、離島で採れる利尻昆布は「島物(しまもの)」と呼ばれます。礼文島の昆布は優れた品質に加えて、漁期が夏場の約1カ月半と非常に短いため、希少性が高く、大変に貴重なもの。上品な味わいを持つ出汁昆布として、重宝されています。
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山本商店の昆布
日本最北の離島・礼文島(れぶんとう)は、高山植物鑑賞、夏のトレッキングのフィールドとして、多くの旅行者に愛される島です。
礼文島の東海岸はなだらかな丘陵性の地形が広がり海へと続いていますが、冬の厳しい偏西風を受ける西海岸には切り立った断崖絶壁が連なっています。
続縄文文化や擦文文化が栄えた北海道に対し、サハリン半島南部・礼文島・利尻島・稚内、オホーツク海沿岸では「オホーツク文化」という独特の文化が広がっていました。
海に特化し、暮らした狩猟民族・オホーツク人の後にアイヌ民族が入植。
礼文島は、北東アジアをルーツとするオホーツク文化と、北海道を代表する民族であるアイヌ文化の二つがミックスされた独特な島となっています。
礼文島南部・香深。山本商店は道北地方に広く繁茂する利尻昆布の中で、「島物」にこだわった少量生産を行うブランドです。
そのこだわりは「鎌刈り」に。群生する昆布の中で、特にコンディションのよいものを選び、根の中間から切り出します。
現代の漁は大型の漁具に巻き付けるようにして岩場の昆布を一気に採っていく「捻じり」が主流ですが、山本商店では小型の昆布をあえて残し、翌年以降の資源を確保するサステイナブルなスタイルを貫いています。
山本商店の昆布は、約8時間の乾燥時間をもって出荷状態に移ります。
干し場がある礼文島東部は昼過ぎから山の陰に入り、空気が湿気を帯び始めるため、14時半過ぎに一度まとめ、翌日再度、天日の下で乾かす作業を行います。
機械を用い、熱を加えることで乾燥昆布をつくることは可能ですが「できる限り、人為的な熱を加えない」がコンセプト。
天日干しのものだけを山本商店のブランド昆布として世に送り出しています。鎌刈り、天日干しだけが、山本のこだわりではありません。
通常、昆布は部位や状態によって等級が分けられており、「根」と「雑(ザツ)」と呼ばれる赤みを帯びた部分をカットされた状態で市場に出回ります。
しかし、だし昆布は“切りすぎない”ことが重要です。
切り口から滲み出る成分はトロ味となりますが、おすまし用に最適とされる利尻昆布は、トロ味よりも繊細な味わいを活かしてほしい。
このため、山本商店では利尻昆布の味わいを最大限に残すために根と雑を残しています。
山本は当年物の他、熟成昆布づくりを始めています。
貯蔵施設の中で、適度な湿りと乾燥を繰り返した熟成昆布は、次第にだしの味わいと深みを増す。
礼文島で生まれる「熟成利尻昆布」にも、どうかご期待ください。